winload.efi エラーコード0xc00000e9 が出てWindows10が起動しなくなっちゃった
症状
今まで普通に使えてたのに、PC起動中に予兆なしで電源が落ちる現象が数回続いたあと、
BIOS後にこの画面が表示されて、下に表示されてるどのキーを押してもうんともすんとも言わない状況になりました。
そして電源ボタン長押しで強制シャットダウンした後、起動を何度か繰り返していると
BIOS画面すら到達できなくなりました。(PCには電源が入っているけどディスプレイはNO SIGNAL状態)
ちなみにPCスペックは
CPU: Ryzen 5 2600
MB: MSI B450 GAMING PLUS
MEM: 8GB ×2
HDD: M2 MP510
やったこと
1.PC最小構成で起動してみる
最低限PCが起動できる構成で起動してみましたが、電源は入るけどディスプレイはNO SIGNALは変わらず
メモリを1枚にしたり、スロットが4つあるのでいろいろ付け替えたりしましたが変わらず
MBにはLEDの点灯で問題がある箇所がだいたいわかる機能があります。で、たまにCPU箇所が点灯する時があり、
もしかしてCPU付け替えか~と思ったりもしましたが、ググると正常に起動する時でも点灯してますなどのコメントがあったので
一旦これは気にしないことにしました。
手がかりがなく、どのパーツを買い換えたらいいのかもわからず、もしかして全とっかえ?と落ち込んでました。
2.CMOS電池を変えてみる
今思うと解決に向かった1歩目がこれですね。
BIOSの設定はUEFI起動やCPUのSVM機能をONにしたぐらいでしたのでクリアしても再設定すればいいやと、まずはCMOSクリアをしてみました。
すると、BIOS画面が表示されました!!
大きな一歩です!でwinload.efiのブルースクリーンが表示されて、進まず。
3.インストールメディアを作成して、修復作業を試みる
別のPCでWindows10のインストールUSBを作成して、起動してみました。
が、BIOS画面の後にUSBの読み取りが入り、その後文字なしの真っ青なブルースクリーン。どのキーを打っても反応せず。
これも何度やっても変わらず。他のPCだとインストール画面が表示されましたし、やっぱり買い替えなのか。。と覚悟を決め始めてました。
4.解決!!BIOSのダウングレード
そういえば1月ほど前にBIOSのライブアップデートをしてました。
その後は普通に使えてて、しばらく経ってから今回の症状だったので、あまり気にしてませんでした。
どうせ買い替えるなら、できることいろいろやっちゃおうと思い
別PCのUSBに1世代前のBIOSのファイルをコピーし、起動時にCTRL+F5でBIOSのダウングレードを行いました。
すると。。
ついにWindowsが立ち上がりました!!
ほんとによかった。。
やはり問題なく使えているのであれば、不用意なBIOSのアップデートは控えるべきですね。
いや、安堵と興奮でその日はなかなか寝れませんでした(笑)